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毎年恒例のボランティア活動(昼行事)を行いました。

行事名 ボランティア活動
と き 令和6年11月1日(金)
ところ 七日町通り

 今年も本校の生徒たちが地域への感謝と奉仕の気持ちを込めて、伝統行事であるボランティア活動を実施しました。この活動は、全校生徒、保護者、地域のOBが一緒になって参加します。地域社会や文化財と関わりを持ちながら、社会参加意識やボランティア精神を育み、心豊かな成長を促すことを目的としています。例年の鶴ヶ城内の清掃活動ですが、今年は市内中心部を目指して歩きました。

晴天の中、学校からごみを拾いながら生徒、教員、保護者みんなで出発

 生徒たちは、道路沿いや神社などのさまざまな場所で、懸命にゴミを拾い集め、地域の美化に貢献しました。活動の中心は、地域のゴミ拾いでしたが、普段歩き慣れた道でも、改めてゆっくりと周囲を見渡すことで、身近に潜む新たな発見があり、地域の魅力を再確認する時間にもなりました。

七日町通り
会津若松観光ビューローの方の話を聞く生徒

 活動の途中には、地域の方々が「ありがとう」と声をかけてくださいました。生徒たちは、地域の人たちに直接感謝の言葉をいただくことで、日頃の学びが現実に生きていることを実感していた様子です。また、保護者や地域の方々との交流もこの活動の魅力のひとつであり、地域を盛り上げようと尽力している会津若松観光ビューローの方から、地域の歴史や活動の意義について話を聞く貴重な機会もありました。生徒たちは真剣な眼差しで話を聞き、心に残る学びを得たようです。

野口英世青春通り

 生徒の感想を一部紹介いたします。
「普段、歩かないような場所を歩けたり、意外と街がきれいだったり、新発見が多くて楽しかったです。」
「落ちているゴミをみているとたばこの吸い殻がとても多くて、きちんと灰皿などに捨てて欲しいと思いました。」
「地元のことのはずが、案外知らない七日町の歴史や今の七日町になるまでの活動について知ることができて勉強になりました。」

 このボランティア活動は、生徒にとって地域への愛着を深めるとともに、日頃の生活においても周囲を思いやる気持ちを育む大切な時間となりました。