「進路について考える会」を開催しました
行事名 進路を考える会
と き 令和7年1月17日(金)19:30~21:05(3・4校時)
ところ 各教室
先日、本校では「進路について考える会」を開催しました。この行事は、社会や職業に対する理解を深め、自分自身の進路を考える能力を高めることを目的に行われました。前半はパネルディスカッションと後半はグループワークを実施しました。
前半のパネルディスカッションでは、進学が決定した4年女子生徒(左)と既に社会人として活躍している4年男子生徒(右)の2人を招き、自身の経験を語ってもらいました。生徒たちは、先輩たちがどのように進路を決めたのか、また、社会人として働く上で大切なことなどを熱心に聞き入っていました。
特に、「オープンキャンパスに参加して、実際に大学を見て回ることで、自分に合った進路が見つかった」や、「感謝されることがやりがいにつながる」といった先輩たちの言葉に、生徒たちは大きく頷いていました。また、「規則正しい生活を送ることがいかに重要か」といった話は、生徒たちの意識を大きく変えるきっかけとなったようです。
後半は、3つのグループに分かれ、進路や就職についてグループワークを行いました。1~3年生は、自分の考えを積極的に発表し、仲間との意見交換を通して、新たな気づきを得ていました。
「多くの人が同じような悩みを抱えていることを知り、安心した」という声や、「先輩や後輩の話を聞いて、自分も頑張ろうと思った」といった感想が聞かれ、生徒たちは互いに刺激し合い、成長を実感した様子でした。また、普段交流の少ない他学年の生徒との交流を通して、コミュニケーション能力の大切さや、素直に謝ることの大切さを学ぶ貴重な経験となりました。
生徒の感想を一部紹介いたします。
・「体力向上や健康管理と聞いて日々の生活を振り返り、改善したり続行したりしようと思った。」
・「様々なストレスがあり、みんな自分なりに対処しているのが分かって良かったです。必要な力、スキルも自分では考えていなかったことを聞け、納得することが多く、とても楽しく面白い時間を過ごすことができました。」
・「会社によって様々な就業体制があり、求めれることも責任も大きいことが実感できた。また、求められる学歴や資格が大事なことも知ることができた。」
・「それぞれの考える必要なスキルが個性的でいい勉強になりました。特に『自分の弱み、苦手を知ってもらう』ってのは、なるほどと思いました。」
「進路について考える会」は、生徒たちの社会との関わり方や、自分自身の未来を考えるきっかけになりました。この経験を生かし、未来の設計をしていくことを心から願っています。
今後も、令和6年度「学校経営・運営ビジョン」にある生徒一人ひとりの進路希望に寄り添い、「個別指導を充実させ、進路実現100%を目指す」取り組みを続けていきます。